不動産用語早わかり



キャピタルゲインとは?

キャピタルゲインとは?

キャピタルゲインというのは、投資用語です。

キャピタルゲインは、資本的資産の価格変動によって生ずる差益で、土地の場合には、地価上昇による所有者の資産価額の増加を示します。

また、キャピタルゲインは、次のものに区別されます。

■売却されない土地の値上がり分である未実現のもの
■売却されて実現した譲渡益

このうち、一般的に課税の対象になるのは、実現したキャピタルゲインです。

なお、反対に、価格変動による差損をキャピタル・ロスといいます。

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キャピタル・ゲイン課税というのは、土地、減価償却の対象になる有形固定資産、株式等の投資有価証券等、資本的資産の売却によって得られる、値上がり益に対する課税のことです。

ただし、値上がり益は、長年の累積によるものが多く、売却も偶発的であるので、キャピタル・ゲイン課税は、その所得の特質と総合累進課税制度との関連で問題とされています。

よって、各国とも資産の種類と範囲、保有期間の長短、譲渡の態様等により、その取扱いを異にしています。

日本のキャピタル・ゲイン課税は?

日本では、資産の保有期間によって短期と長期に区分し、個人の土地等譲渡益は分離課税となっています。

法人の土地譲渡益については、通常の法人税のほかに追加課税が行われますが、取引の活性化等に配慮して、現在は追加課税の適用は行われていません。


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