既存不適格建築物とは?
既存不適格建築物というのは、建築法規の用語です。
既存不適格建築物は、法律の施行や適用の際に、既存の建築物や建築・修繕・模様替えの工事中の建築物について、適合しない部分を有する建築物であっても、適合しない規定の適用を除外される構築物のことをいいます。
既存不適格建築物は適法扱いされるのですか?
既存不適格建築物は、適合しない規定の適用を除外されますので、違反建築物には該当しません。
よって、既存不適格建築物は、当面は適用扱いとなります。
ただし、増築・改築・大規模修繕または大規模模様替えをする場合には、適用扱いとなるのは一定の範囲内に限られ、違反建築物として建築されたものは適用を除外されません。 |